支払調書とは
支払調書は、報酬を支払った側が「誰にいくら支払い、いくら源泉徴収したか」を税務署に提出するための書類です。正式には「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」といいます。受け取る側にとっては、1年間に源泉徴収された金額を確認できる資料として役立ちます。
もう少し詳しく
ここで知っておきたいのは、支払調書が必ず本人に届くとは限らないという点です。 提出先は税務署であり、受け取った側への交付は取引先の運用によります。 届かないこともあるため、「支払調書がないと確定申告できない」と考える必要はありません。
申告に必要なのは、実際に受け取った金額と、源泉徴収された金額です。 これは自分が発行した請求書の控えや、通帳の入金記録からも確認できます。 請求書を保存しておく習慣があれば、支払調書が届かなくても集計に困ることは少なくなります。
金額に食い違いがあった場合は、取引先に確認するのが確実です。 締め日の関係で年をまたいだ取引が含まれていることもあり、自分の記録と数字がずれて見えることがあります。
こんな時に関係します
- 確定申告の準備で、1年間の源泉徴収額を集計するとき。
- 取引先から支払調書が届いたとき。自分の記録と照らし合わせて確認します。
- 支払調書が届かないとき。請求書メーカーで発行した請求書をJSONで保存しておけば、自分の記録から集計できます。
- 源泉徴収された金額を把握したいとき。請求書に源泉徴収額を記載しておくと、後から確認しやすくなります。
よくある質問
- Q. 支払調書が届きません。申告できますか
- A. できます。申告に必要なのは実際の収入と源泉徴収額で、支払調書がなくても自分の記録から集計できます。請求書の控えや入金記録を残しておきましょう。
- Q. 支払調書の金額が自分の記録と違います
- A. 締め日の関係で対象期間がずれていることがあります。まずは取引先に確認してみてください。
- Q. 支払調書は自分で作るものですか
- A. 作成して提出するのは支払った側です。受け取る側が作成するものではありません。
関連する用語
この記事は一般的な考え方を説明したものです。税務や契約の判断は状況によって異なるため、 個別の取り扱いについては税理士や弁護士などの専門家にご確認ください。